通常型と成功報酬型の比較

特許出願し、審査請求し、1回の拒絶理由通知に対応し、特許を得た場合の料金は、以下のようになります。
(研究開発型中秋企業向けの減免措置が適用されない場合)

  • 通常型:410,600円+請求項、図面等による追加料金と追加印紙代
  • 成功報酬型:600,600円+請求項、図面等による追加料金を追加印紙代

ここで、追加料金と追加印紙代はどちらの型でも同額ですので、特許を得るまでの料金の総額は通常型の方が安くなります。

しかし、特許出願から許可を得るまでの手続きの中で、特許取得を断念することもあります。(特許庁の資料によれば、審査請求した特許出願のうちおよそ50%のみが特許になります。またビジネスモデルの場合は特許になる割合はより低くなっています。)

手続きの途中で特許取得を断念した場合の料金は、成功報酬型の方が安くなります。「特許になるならば料金が高くてもよいが、特許にならない場合の費用は抑制したい」とお考えのお客様のために、成功報酬型の料金を設けました。

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通常型と成功報酬型の料金比較

出願し、審査請求し、1回の拒絶理由通知に対応し、特許を得るという順で、各段階の料金を比較すると表のようになります。追加代金、印紙代はどちらも同額であり、表で赤くした「基本料金」「成功報酬」の違いです。

通常型 成功報酬型
手続き料金 累積料金 手続き料金 累積料金
特許出願 基本料金  :160,000円
追加料金  :請求項、図面
特許印紙代:15,000円
175,000円
+追加料金
基本料金  :80,000円
追加料金  :請求項、図面
特許印紙代:15,000円
95,000円
+追加料金
審査請求 基本料金  :7,000円
特許印紙代:168,600円
追加印紙代:請求項
350,600円
+追加料金
+追加印紙代
基本料金  :7,000円
特許印紙代:168,600円
追加印紙代:請求項
270,600円
+追加料金
+追加印紙代
拒絶理由
通知対応
基本料金 :60,000円
追加料金 :引用文献
410,600円
+追加料金
+追加印紙代
基本料金 :30,000円
追加料金 :引用文献
300,600円
+追加料金
+追加印紙代
特許査定 料金はかかりません 410,600円
+追加料金
+追加印紙代
成功報酬 :300,000円 600,600円
+追加料金
+追加印紙代

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通常型と成功報酬型の料金の差額

各段階で特許取得を断念した場合の差額は、「累積料金」の欄を比較することでわかります。

段階 差額
特許出願まで(審査請求せずに断念) 成功報酬型が80,000円安い
審査請求まで(拒絶理由通知を受けて断念) 成功報酬型が80,000円安い
拒絶理由通知対応まで(拒絶理由通知対応しても拒絶査定) 成功報酬型が110,000円安い
成功報酬まで(特許査定) 通常型が190,000円安い

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